団鬼六さんが食道がん公表(時事通信)
作家の団鬼六さん(79)が食道がんになっていたことが23日までに分かった。発売中の「小説新潮」5月号に掲載された手記「残日録・春―我、ガンになりたり」で公表した。
今年1月、のどに異常を感じ、検査して分かった。「5年生存率が60%」と言われた手術は受けずに、「同20%」の放射線治療を選んだという。自身のホームページでは22日付でコメントを発表。「治療経過、至って良好。我は死なぬ為に延命するは望まず。大いに仕事し、大いに楽しみ、生を満喫するために死ぬまで生きることを欲す」などと記している。
団さんは慢性腎不全も患っており、当初人工透析を拒否したが、約3年前から同治療を受け入れ、執筆を続けている。
【関連ニュース】
・ 反対集会に1万5000人=「島の未来、壊さないで」
・ 地球1周マラソンを一時中断=間寛平さん、治療のため米国へ
・ 最期まで執筆に意欲=3女でこまつ座社長の麻矢さん
・ 受け入れ拒否が大幅減=救急搬送で妊婦・新生児
・ がん治療費、年133万円=患者7割「負担大きい」-NPO調査
・ <民主党>予算圧縮進まず 参院選マニフェストで中間報告(毎日新聞)
・ <グループホーム>6割がスプリンクラー未設置(毎日新聞)
・ <乳児虐待>壁に投げつけられた長女、11月にも骨折 (毎日新聞)
・ 政権半年の実績、アピールへ=政府(時事通信)
・ <郵政改革>法案骨子発表 ゆうちょ銀行などの業務拡大容認(毎日新聞)